出生率1・32 「確かな回復」にどうつなげるか(6月10日付・読売社説)

Hikaru2562007-06-10


日本の出生率が6年ぶりに上向いた。まずは朗報、と言えるだろう。

 2006年の人口動態統計によると、女性が生涯に産む子どもの数の推計値「合計特殊出生率」は、前年より0・06ポイント伸びて、1・32になった。

 出生率の回復は00年以来のことだ。この時はミレニアム(千年紀)ベビーが要因となって0・02ポイント持ち直した。以降は毎年、過去最低を更新し、05年は1・26まで落ち込んでいた。久々の反転であると同時に、上昇幅もなかなか大きい。

 昨年は73万組が結婚した。前年より2万組近く増えている。誕生した赤ちゃんは109万人で、これも前年を3万人上回った。多くの新たな家庭と新しい命が生まれていることを喜びたい。

 ただし、手放しで、とはいかない。今後も出生率の上昇が続くのかと言えば、懐疑的な見方が強いからだ。

 今回の出生率アップは、景気の回復が主因と見られている。

もうね、地球環境がどうとか、言うのに人口増加は至上命題なのはどうかと思いますね。
 人口が増えれば増えるほど、環境への付加は増えるのに。そこんところはどうのように考えてるのか?
 もう少しは、人口を抑制しつつ社会がうまく回るシステムをなんとか作らないと、いつまでも拡大思考では無理なんじゃないでしょうかね。