岡山・広島5病院病気腎摘出、「患者が不利益」と結論

 報告書によると、「摘出すべきでなかった」のは、尿管がんの1件と、尿管狭さく(損傷)、血管筋脂肪腫(しゅ)、腎嚢胞(のうほう)、腎動脈瘤(りゅう)の5件の症例。「摘出せずに温存療法、経過観察」するか、あるいは「摘出後に治療して体内に戻す自家移植すべき」とした。残りの1件の尿管がんは「摘出自体は必要だった」が、がんの転移を防ぐ標準的な手術でなく、移植を前提とした手術が実施され、問題ありとした。

 この記事を読むとやはりねと思う。なぜなら、他人へ腎移植が可能なほど良好な状態で腎臓を摘出しないといけない事例がそれほど多いとは思えなかったからである。
 わたくしは専門家ではないのでえらそうなことは言えないが、一般的に考えたそう思わずにはいられない。