中国産飼料に化学物質 米、食べた豚の流通禁止

Hikaru2562007-05-07

【ワシントン=渡辺浩生】米食品医薬品局(FDA)は26日、カリフォルニアやニューヨークなど7州の養豚場で、化学物質が混入した飼料を食べた豚の一部が食品として流通していた可能性があると発表した。問題の飼料は中国から輸入した米グルテン(米タンパク質濃縮物)が原料。人体への影響は低いとしているが、FDAは同じ飼料を食べた豚の流通を禁止するとともに、中国での現地調査を検討している。

 中国から輸入された米グルテンをめぐっては、原料にしたペットフードを食べた犬猫が相次いで死んでしまい、3月半ばにカナダのペットフードメーカーが自主回収を発表。化学物質のメラミンが混入していたことが判明し、FDAは4月初旬、中国からの輸入を禁止している。

 しかし、不要となったペットフードの一部が7州の養豚場に豚の飼料として運ばれたことが判明。約6000頭が食べたとみられ、数百頭が食料用に加工、流通した可能性があるという。

 メラミンは肥料や樹脂に使われる化学物資。FDAはメラミンに汚染された食品を食べた人間が病気になる可能性はとても低いとしている。

 中国産はこんなにも危険なのか。しかし、分かっていても買い物すれば完全に避けるのは難しい現実。予算的にも、品揃え的にもね。
 もうすこし、日本産が安ければな・・・。