サマータイム導入に前向き(05/21 12:34:30)

Hikaru2562007-05-22


自民党中川秀直幹事長は21日、都内で開かれた日本経団連との会合で、サマータイム制度に関して、個人的意見と前置きした上で「国民的な理解の中で目指していくべきではないか」と述べ、導入に前向きな考えを表明した。

 環境対策の視点から「地球温暖化と戦う意味でも真剣な議論

を起こすべきだ」と指摘。経団連側からも「国民の省エネ行動を促す効果が期待される」と導入を求める意見が出た。

 サマータイムは日照時間の長い夏季に、時計の針を1時間進めることで省エネや余暇時間の拡大を図
る仕組み。超党派議員連盟が法案の国会提出を目指しているが、睡眠不足や労働時間延長につながるとの反対意見もある。

まぁ、サマータイムの始めは戦争下なわけで、目的は資源節約目的だったのですね。
 というわけで、やるのはいいが各方面の調整をしっかりしないと、始業は早く、終業はいつもどおりなんてことにもなりかねないorz

ベンジャミン・フランクリンが提唱したが、フランクリンの時代には実現しなかった。第一次世界大戦中のドイツで、1916年4月30日から10月1日まで、同じくイギリスが1916年5月21日から10月1日まで採用したのが始まりである。

アメリカ合衆国では1918年と1919年に各7か月間、夏時間が導入されたが、大変に不評のため廃止になった。その後第二次世界大戦中に資源節約目的で復活し、今に至る。現在は現地時間4月最終日曜日午前2時から10月最終日曜日午前2時までの間、時計を進める「1966年方式」が主に使われる。1986年より、開始日は4月第1日曜日となった。ちなみに、2007年からは「包括エネルギー法案」の可決により期間が約1ヶ月延び、開始日は3月の第2日曜日、終了は11月の第1日曜日となることが決まっている。なお、議会で法案が通れば、その自治体は夏時間を使用しなくてもよいため、2006年現在、ハワイ州は州全体、アリゾナ州では大半の自治体で夏時間を採用していない。なお、2005年まで大半の自治体で夏時間を採用していなかったインディアナ州は、2006年から州全域で夏時間を採用している。

日本でも、進駐軍の施政下にあった1948年〜1951年の間のみ実施されていた(後述)。

どっかの団体がサマータイムは戦争の名残であり、軍国化の一歩であるとないとか言ってくれたら面白いのにね。戦争関連の物なんてすべて廃止したら、生活できませんからね。
 例えば、電子レンジ(レーダーの応用)、マーガリン(バターの不足で開発)、車、GPS、Pコート、トレンチコート、とかね。